2016年7月22日金曜日

映画『デッドプール』感想:やっぱりデップーがNo.1だ!!

こんにちは。突然ですが皆さん、アメコミはお好きですか?
 映画『デッドプール』が公開されてから1ヶ月が経ちましたので、とりあえず感想を書いてみようかなと思います。
ネタバレしてしまうともったいないので、ストーリーにはあまり触れません! [しかし多少のネタバレを含みます!これから見る予定の方、ネタバレが苦手な方は読まないように!]

まず、映画版のコスチュームの造型について、

「めっちゃかっこいい!」

 作品やフィギュアそれぞれで微妙にコスチュームのデザインが違うというのがアメコミあるあるなのですが、今回のデッドプールは、素材感にリアリティがあって良い! 縫い目とか、ベルトの止め具とか非常によろしいですな! なぜ赤いコスチュームになったのか、というくだりも本編中で描かれています。どうもコスチューム制作のシーンは『アイアンマン』然り、燃えますねえ。 海外発売のゲーム版「DEADPOOL」のデップーさんばかり見ていたので、体型がほっそい!とは思いましたが、 あれはゲーム版がガチムチすぎるだけなんやね。なるほど。 

『本編中であまり銃を撃たない』

 デップーといえば、とにかく派手なアクションが売り!無駄にでかい銃とかぶん回してくれるのかな?と思っていましたが、今回はそうでもない!銃がないのもデップーのお茶目なところが原因だったりして、笑いに変えてるのでよし!その分剣戟アクションが派手派手なので、大満足です!

『ヒーリングファクター弱くね?』

デップーさんといえば『超回復能力』をもっており、ほぼ不死身(原作では何があっても完全に不死身で死の概念すらない)なので、それを生かした演出に期待していました。
実際『ウルヴァリン‐SAMURAI』では胸を抉った状態からすぐに回復しています。
ゲーム版『DEADPOOL』でもバラバラになって、腕を犬に持ってかれたり、上半身だけでうろうろしたり、とグロいけどコミカルな演出で笑わせてくれます。

んで映画では、確かに銃で撃たれてもピンピンしてます。痛みはあるっぽいけど。 映倫的な問題か、極端なゴア表現はできないので、バラバラになったりというのはないですが、 部分的に切り離したり、ってのはあるわけで。漫画だとあっという間に直っているとこが、映画だと回復が遅い。その辺が気になったりしました。

描ききれていないデップーの特徴

デップーのキャラクターにおいてはずせないのが
・イカれてる
・多重人格
というところでしょう。 イカれてるという点で言うと、確かに軽口はたたくし、下ネタは言うしって点では良いんですが、 全体的に割と真面目なんですよ!良い子なんです!シリアスな面が多いのは、映画としては仕方ないとしても 真面目ーなデップーさんをこれではじめて知ってしまうと、原作読んだときにアレ?ってなるんでないかな? 多重人格について。原作漫画ではデップーのセリフは、黄色いフキダシ、黄色い四角、白い四角の3種類あります。それぞれ性格が異なり、自分の頭の中でセルフツッコミをしたり、ジョークを言い合ったりと、デッドプールの笑える部分のひとつです。 さすがに映像では表現できなかったのか、この設定はなかったことになってます。 さらに細かく言うと、『短距離テレポート』の能力もあるんですが、これはケーブルさんがまだ出てないので、ベルトを持ってないということでOK。

総評『デッドプール誕生の秘密が見れる!設定が原作に追いついてない部分、映画的にオミットされた部分はあるが、そこは続編に期待!』

個人的には大好きなデップーさんが映画として動いてくれるだけでも嬉しいわけです。 ん?『X-MEN ZERO』?目からビーム出すパンダ野郎なんていなかったんや!
 原作初期を映画に落とし込んで、しっかり映画版としてのキャラクターを確立したので、すでに発表されている続編や今後のクロスオーバーに期待大ですね!! ケーブル、ヒドラ・ボブ、サノス、デス、シクラーなどのキャラクターが今後登場するのかというのも非常に楽しみであります!

『DVD/BDの国内発売はまだ!待てない人は輸入という手も!』
  国内でのディスク発売が待ちきれないこともあり、日本語字幕・吹替収録のフランス版BDを輸入している最中なので、そちらの特典もどうなるか楽しみです!NG集とかね!

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