デザインの仕事をしている方以外にもデザイン制作をちょっと頼まれた…なんて経験、ないですか?
作っていくと困るのが、フォント(書体)が少ない!ってこと。
なかなか思うような文字がない!けど自力で作るなんて無理!となってしまうかと思います。
そこで、基本的にはフリーのフォントを使用することになると思うのですが、いくつか問題点があります。 本記事ではフリーフォントを使用する上でのアドバイスを少々書いていきたいと思います。
権利の問題には気をつけて!
フォントだけでなく、画像素材や、配布されているすべてものに言えることですね。フリーフォントというだけあってもちろんタダなのですが、利用に制限がかかっている場合があります。
よくあるのが、「商用利用不可」です。つまり、そのフォントを使って商売をする。ということですね。元はタダといえど気をつけたいところです。
基本的には、人に配るものでなく、個人で使う以外は商用だと考えたほうが無難です。
商用が可能となっていても、ライセンスはフォントごとに異なっています。
たとえば、「作者名などを明記する必要がある」など。
どーでもいいことのように思えますが、重要です。 フォントの作者は、かなりの時間を費やして1書体を完成させています。 やはりそこには敬意を払って、正しく使っていきたいものです。
フリーフォントを使ってみたが、どうも締まらない
そんなことないですか?かっこいい書体を使っているはずなのに、どうもいい感じにならない。なんてこと。そういう場合は、「フリーフォントにばかり依存しすぎている」ことが多いです。
ぜーんぶおんなじフォントにしてしまっていないですか?あるいは、本文などの小さい字に癖のある書体をつかっていないですか?
フリーフォントは有料のフォントと違い、字体にかなり癖のあるものが多いです。
これ何に使うんだよ!って言うようなものもあったりします。
書体には、役割がある!
例えば見出しに使ってインパクトがあるもの。小さくすると読みにくかったりします。
そのまま本文の小さい文字に使ってしまうと、どうしても見づらくなって、素人っぽさが出てしまったり。
普通のゴシック系や明朝系の文字は確かに「かわいくない」です。しかし、とっても安定していて、読みやすいです。こういったスタンダードな文字をいかにうまく使いこなすかが、腕の見せどころと言うやつでしょう。
なんというか、適材適所ってやつですね。あなたの采配が見栄えを決めるのです!
以前の、『最高にダサいチラシを作ってみた』という記事では、おもいっきり「MSゴシック」を叩いていましたが、小さい文字で本文を組む分には、
プロが使用するということでもない限り問題ないかと思います。さすがにプロはモリとかFOTとか使うし…
もしフリーフォントで本文を書く場合は、癖のないものを選ぶことが重要です。
M+とか割といいですよ。
今回、使えるフリーフォントの紹介は割愛したいと思います。
自分で探すのも楽しいですからね!
それでは!